ヨーロッパと日本の私

ヨーロッパで体験した事、等々

ロザリートの誕生日

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       Querida Rosalito, por tu cumpleanos ,, muchas felicidades desde Japon !!   

今日は、親友ロザリ―トの誕生日です。ラパルマ島、El Paso<エルパソ>市に

近い所で産まれて育ちました。今日で50才になります。その名前はキリスト教徒の

しきたりで正式名があるのでしょうけれど、誕生日の今日とは関係ありません。

 

ある日、初めて彼女に知り合った私の主人は、聞き分けられなくて、、ニックネームを

付けていいかと聞き、それが、30年以上、私達の呼ぶ名前になりました。

 

広大な土地を持つ両親の長女として、その母上のように、実に働き者です。

大家族で構成される地元の歴史を、典型的な形で示してるので、私はこの家族を知ってから、長いお付き合いで学んだ事は数えきれないません。

温かい雰囲気で、どんな時、訪ねてもいつも淡々と迎えてくれ、話を聞いて

くれました。特に主人を亡くした頃の親切な気持ちは、永久に忘れないものです。

若いけれど、人生のさまざまを身に付けるのは、母上の教えであり、経験が増して

充実感が大きくなるのでしょう。ぶれない、、、生き方をごく普通にできるのです。

 

通常の金曜日、父上は畑とニワトリやウサギの世話、母上は昼食を約8-10人分

作ります。ロザリートは主人ベルトの経営するペンキや庭具を売る会社の会計担当、

弟は営業、それぞれが午後2時前に両親の家に来てランチです。それは毎週月曜日から金曜日迄 同じなのです。

 

現在スペインでも、この小さな島でも、外出規制がとられているから、無理なら延期となるでしょう。でも通常は、大きな祝い事は日曜日に、山の上にある

<Bodega・酒倉=休息場>で娘家族、弟と婚約者、義息子の両親、次男が勢ぞろいしてランチでお祝い会です。この広いBodega の庭に大きな栗の木があり、その下にも机を置き、デザ―トとコーヒを楽しみます。海抜700メ―タの山腹に海から吹いてくる風は、決してコロナウィルスを近づけない最高の空気と太陽に恵まれた場所なのですが、、家族は広い、広い場所で

      < saludo,,mucho saludo’s・乾杯、50才をおめでとう>

挨拶をして、自家製のワインとみんなで調理した山盛りのご馳走と特別のデザ―トが

愛でます。太陽が沈む夕方までお喋りが続き、それぞれがユックリと自宅に帰ります。

私達夫妻は、このボデガーに招待されるといつも喜んで伺いました。帰宅すると

時を忘れたかのような時間だったと話すのです。よく働き、よく生きる、家族を

繋ぐ、尊敬で一杯の思いを込めて、もう一度、ロザリート、オメデトウ!!!  

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 Ps. 初孫のIrene・イレ―ネが可愛いでしょうね。もう3才?よろしくねぇ。