大阪のシンボル・銀杏
植物図鑑の1ぺージ。気品と優しさがこれから秋にかけて喜ばしい。
この瑞々しい若い葉・芽はこれから夏を迎え、秋になるとこれもドキリとする程、
美しい秋の象徴的な黄色い葉に変わりますが、1枚の葉っぱがそれだけでも十分
美しくて人々を虜にします。
Google画像の家紋、誇らしげです。
銀杏の実・ギンナンをとる、、拾う、季節の味を楽しむ迄は、臭い皮の手入れもありますが、昔から大阪の人にはご自慢の植物です。1粒か2粒のギンナンが入っているだけで、マツタケの土瓶蒸しや,てんぷら、おせち料理の価値が上がるのは、色と形、
貴重な植物として好まれるからでしょう。
ドイツは古くから薬草や植物の治療が有名ですが、銀杏の葉はお茶・テーバックで
大変愛用者が多いのです。血糖値を、認知症を安定する効果があります。しかし、
銀杏の木そのものは、日本のように多く見かけませんが、<Ginko>と言えば、
ほゞ、誰でもが知っている名前です。<健康食品>の店は、健康志向の人達が熱心に
効果的な自然食品を探し、その中でも<銀杏のお茶>は必ず店舗に並んでいます。
ドイツは、この銀杏を薬品と認定しているので、もちろん、お茶以外でもいろいろと
製品化されています。ドイツに住み始めた頃、なぜ、日本でみないのに、ドイツで
溢れているのか思ったのは後日判明しました。日本が許可しないのは、毒性の成分が
少しだけどあるのだそうです。
私は薬草を、すでに20年近い食品必需品と考えて、その恵まれた条件をラパルマで
実践に移した数年は大変貴重な経験だったと思います。
7月頃の葉をとり洗って、2-3日干してお茶にして飲みます。
雨上がりの午後のイチョウの木と若い葉は吸い込まれそうな新鮮さで、元気いっぱいに
これからの季節を育ちぬくのです。この土の深くから真直ぐに空に向けて伸びる力を
見ていると、このような力で新型コロナウィールスがもうこれ以上猛威を振るわないで収束してほしいと、そのために私達もみんな協力して、団結して生活しているの
ですと、空に向かって叫びたい思いでした。
大阪の御堂筋、約4kmの両側には銀杏並木がトンネルを作り、秋に開催される
大阪マラソンのランナーの賞賛も極めて有名です。