ヨーロッパと日本の私

ヨーロッパで体験した事、等々

葉月の満月・スタージャンムーン

豪雨は各地に大きな被害を残し、人々の尊い命を一瞬にして奪っています。

家屋の破壊、これからの生活、ほんとうに心からお見舞いを申し上げます。

 

そして、急に、もう空の上には雨水一滴もないようにも思える猛暑が気温を

ドンドン上げています。30度を超えた地域は数えきれません。

気象異常は予想をはるかに超えていて、準備しても追いつかない程の災害、加えて

コロナの感性増加もあり、気を緩める事はないのです。

体力との戦い、精神力、コロナ感染の不安、その上に台風も近づいています。

 

8月は毎年なら、夏休み、お盆休みと開放的な季節ですが、今年はさまざまな規制が

あります。go toトラベル、呼び名は楽しいけれど、せっかくの予約を取り消さず

出発する先は感染者が急速に増えて、例えば沖縄では、ホテルにいます、、と

話す旅行者達。

どこかで歯車が狂っているようで、、コロナが発生した時<あがめるなぁ>と

警告を発した専門家の言葉を思うのです。

 

通常なら、夜空一杯に広がる花火大会を日本国中で満喫できるのに、これも延期です。

      せめて、今夜は<満月>を見せて下さい !!

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満月になるのは、4日の午前00時59分とカレンダーに記されていました。

上の写真はその30分前でした。月光は空も地上も照らしていて、テラスからスマホ

写したのです。右側には一番星もみえました。7月は雨ばかりでしたから、一瞬でもと、深く合掌しました。この辺りには高層マンションが2棟、画面に見えるのは

52階建です。さらに間もなく新しいのが建つと聞いています。

 

9月の満月は、もっとクッキリと、、そう願っていたら、懐かしい<ム―ンライト

セㇾナード>を聞いたような、夢を見たような、一夜となりました。

 

少しでも、自然を近くにして、コロナも熱中症も抱え込む寛容性を願うのです。

そのバランスを保てれば、保つために、自粛は私達の日々に自ずから備わるでしょう。

 

満月に魚の名前があるのは珍しいですね。<チョウザメ・sturgeon Moon>の別名、

サメが魚をするようになる頃と言われるそうですが、海の中も月光で明るく、魚を見つけやすいからでしょうか。自然には無限のルールがある事を信じ、それぞれの生命を

尊びましょう。