ヨーロッパと日本の私

ヨーロッパで体験した事、等々

75年、、この時間は、、

    短いのか、長いのか、時計をとめて誰もが共に考えたい問題です。

 

先日、ドイツ連邦議会では、イスラエルのネタニヤフ首相が出席して貴重な

スピーチをしました。  その日は <アウシュビッツ 解放75年>でした!!! 

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      この画像は<Wikipedia>から引用しました。

<負の歴史>を知らないドイツ人の人口が40%になったそうです。それは、自分に

関係ない、想像できない、若い世代と昨今の混乱するドイツ社会を反映して

いる理由だろうかと、ZDF-TVは放送していました。教育の場でさえ取り上げない、

遠い<昔>の事なのでしょうか。

 

  メルケル首相の講演をみて胸がこみ上げます。ぜひご覧ください。

       https://www.youtube.com/embed/vVuX99hwYnI

           この動画はドイツ、ベルリン在住の友人から届きました。 

   日本語の翻訳付きですから、ぜひご拝読下さい。

 

亡夫は平和を生涯叫んだ人、知り合った当時、私達はどんなにか多くの事を話した

ことでしょう。ドイツ語はよくわからなくても、理解したくて一生懸命でした。

私は、広島と長崎の原爆に関して、Duesseldorfの市民主催の<原爆反対>のデモに

参加した後でもあり、主人の苦しさが、ドイツ人として人間として、いかに深いかと

理解できるようになったのです。人間の歴史が始まってから、約60年に一度は人間は

想像できない残虐、戦争、行動を繰り返してきているのだとも話していました。

 

  ドイツに住んでいたから、私は原爆の恐ろしさと同様だと感じたのです。