カー二バル、La Palma島、No.2
2月24日(月曜日)が本命のラパルマ島のカー二バルの前夜祭や前祝は島の
至る所でも開催されていて、ロスイヤノス市のお祭りはすでにお伝えしました。
この本命の(お祭り)は,首都Santa Curz de la La Palma (人口約22,000人)で
あります。島全体の人口が約8万人位、しかし、昨年の訪問客は約65,000人だった
そうです。この島に、この機会に来る外部の観光客が急速に増えているからでしょう。
小さな島のホテルは満室なので、大型のクㇽーヅ船が停泊、この(月曜日)の見物を
オプションに組み入れるのです。
カナリー諸島の人々は,憧れの南米、特にキューバ、べネズエラに移民して行き、
成功して<故郷にに錦を飾る>その喜びを表現するための<お祭り>です。
人々は、真っ白い服を着て、帽子をかぶり、瓶に入った<べビーパウダー>を
相手かまわずに散布するのです。
もちろん、完売しないよう早くから買い込んで数本持っていくのでしょう。
瞬く間に、誰もが真っ白い顔と服になります。これも朝から夜まで、休みなく。
道路も真っ白で滑りやすくなり、寒い時はアㇽコール持参で暖を取ります。
平行して,ゆかりのある逸話や動物も勢ぞろいするため、この日のための用意は
早くから始まり、散財も多くて、島の人々は<金欠状態>となりますが、この日なし
ではすべてに、意味のない一年なのでしょう。現地に永住している外国人もこの日には
出かけて騒ぎます。道路規制が厳しいので、遠くに駐車して、歩く、歩く、ほんとうに
見物の価値充分なお祭りです。
カナリー諸島でも、この<真っ白>になるお祭りは、テネリフェ島と
ラパルマ島が有名、旅行のお好きな人にはぜひお奨めのスポットです。