ヨーロッパと日本の私

ヨーロッパで体験した事、等々

亀サン、鶴サン、

脅威を振るう<新型コロナウィールス>は日本国中の私達を不安にしています。

当初の<WHO>の報告からは想像もできない大きな問題になりました。

かたずをのんで状況をしっかりと理解しながら、各々が自己管理する事でしか、対応の

方法がありません。しかし、感染しない可能性などどこにもないのです。ましてや、

現代医学で適切な治療法がない事の危惧に唖然とします。平静心では暮らせません。

特に、高齢者、病気のある人、子供、、数日来、国内で感染する速さに言葉が

ありません。実際に感染された人々が色々な難題に直面しておられる事を思いつつ、

適切な対応と治療や解決策で一日も早く正常に戻るよう強く願っています。

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このニュースの前、同好会では再度の<手ずくり会>が開催されました。前回と同じ

指導者が来られて、全員が<稲わら、稲の穂とお米の粒>を懐かしく手にしました。

この画像は特に大きくしましたが、この作業が多くの複雑な行程を踏まえながら

作られるので完成品をご覧頂くためです。まさに、忍耐力と集中力が必要で、

でき上がるとその達成感で大人も子供も大喜びでした。時間さえあれば<宝船>も

簡素ながら素朴で美しい作品でした。

<手工芸>がどの時代にも人々から好まれたのはほんとうに良く理解できるのです。

特に日本人は生まれつき<器用>なのです。驚くべき生活の知恵であり<宝物>です。

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亀サンと鶴サン、吉祥と慶事のシンボルとして日本人の長い歴史に浸透しています。

その歴史から多くの歌曲、絵画や文学が生まれて、日本独自の感性の高い文化があり、

末永く私達の暮らしに影響を与えてくれます。亀サンと兎の話、浦島太郎の童話等、

いかに、後世に継続するのか、大勢の人が考え願う事でしょう。

 

今回の新型コロナウィールスが、<亀サン>のスピード感ならよかったのに、、と。

現代社会は急速に<なりふり構わず>歩き始めてしまったのではないでしょうか。