ヨーロッパと日本の私

ヨーロッパで体験した事、等々

奈緒さん

連日 <Covid-19>のニュースが報道されています。その後テネリフェのホテルの

人達はどんな様子ですか。あなたは今日も半袖のT-シャツで仕事中でしょうか。

そして、日本からの観光客が減っているのかもしれませんね。

 

今回の<Covid-19>に関するニュースが 始まって間もなく<Diamond Princes>の事を

見た時、直ぐにあなたの事を思いました。最近のクㇽーズブ―ムの影響で日本から

大勢の人がカナリア諸島に来れるようになったと聞いたばかりでしたから。

殆どの場合はイギリスのロンドン経由でサウザンプトン港発着の船に乗り、一週間の

カナリア諸島を回る予定、その船がカナリー諸島、最初の寄港地に入ってからあなたのお仕事が始まるのでしたね。大海原を、澄み切った青空を、各島で寄港して見物するのに最適なコースだと思いました。

http://canary-stay.blogspot.com/

http://canary-stay.com/#/

<上記2xURLは奈緒さんの案内です、どうぞごらんください> 

 

あなたの実力が十分に発揮できて、乗船客がどんなに安心して旅行できるか十分に

想像できるのです。スペイン人さえ、殆ど合格にくい、観光ガイドの国家試験を合格

した時、大学時代より難しい試験で、特に歴史、地理等、日本人として言語以外に

勉強する事が多く、家庭、夫のヴィクターと3人の子供を育てながら、普通より長い

時間をかけて<合格>したとの報告を貰った時はどんなにうれしかった事でしょう。

この<日本語/スペイン語公認ガイド>は両国の人々を案内できるので、カナリー諸島ではもちろんスペイン本土でもまれな日本人となりましたネ。

すでに、有名なテイデ山の麓で住民として数年住んでいるから、日本からの問い合わせには殆どの場合、あなたに連絡がありましたね。2015年、NHKの番組では長期間の

仕事となりコーデイネータをしました。

なにもないラパルマ島で撮影班が日本食を食べたくなり、電話で聞かれたけど、そんなレストラン等ないから、私は<おにぎり>を作って、、と提案したのでしたね。

撮影班の長い滞在はほんとうに苦しい日々だったと想像していましたが、後日の放送で

<Great Nature>の一部に<雲の滝>を見た時はほんとうに胸が一杯になりました。

 

それ以前も、あなたとVictorがカナリア諸島の中で一番好きな島として訪れていた

パルマ、私達は長い年月を信頼と協力で絆を強めていたのでしょうね。

 

ある日、私達はGrand Canaria島にパスポ―トを申請に行き、その折には買物、友人、

知人を訪ねて楽しい時間を過ごしました。でも帰路便が悪天候で飛べない事になり、

Tenerife経由であなたの家に泊めてもらいました。約20-30分のフライトで経験する

エアポケットが怖くて、強い揺れに泣きそうだった私、若いあなたはしっかりと私を

守ってくれたのですよ。ほんとうにありがたく嬉しく思いました。

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思い出がドンドン押し寄せて、、あなたの家からラパルマ島がよく見える日は写真を

送ってくれたり、私の庭からは箱一杯のオレンジと隣人の手製のハチミツを送ったり、長男の海君がマラソン大会に参加した時も一緒に飛んできて応援したり、ある時は

家族で遊びに来て海辺のホテルに2部屋予約して泊まりましたネ。子供達はみるみる

成長して、去るお正月に帰国された時の写真は別の家族かと思うぐらいでした。

毎年、スペインの夏休みは長いので帰国してご実家で過ごし、その間にも子供は日本の

学校で勉強したり、日本語も完璧に話す教育をあなたとVictorは決しておろそかに

しなかった。お二人の温かい愛情を十分に受けて3人は大きく羽ばたくのですね。

 

   <えくぼ>の美しい優秀なあなたの活躍は私の大きな誇りです。

   今後も末永くいつまでも応援したいと願っているのですよ。

        次はいつ会えるのかしら、楽しみです!!

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