鯉のぼり・端午の節句
五月晴れ、大型連休を楽しく過ごせる澄み切った空気と光りです。
Covid-19の対応として緊急非常宣言の延長を、さらなる、忍耐を確認するためにも
多くの人々が、この連休をいかに、有意義に、楽しく過ごすか検討、行動して、悔いのない時間にしてほしいと願っています。
桜の新緑は、数週間前の満開を急にどこかに置き忘れたような静かな午後の散歩道、
でも、青い空の下で、風でお腹をいっぱい膨らました、立派な鯉のぼりをみました。
この家には、男児が誕生、無事にたくましく育つように、願う思いが十分に伝わる
誇らしげな鯉のぼりです。最近は、見かける事も少なくなった都会の生活ですが、家の
中に<兜>を置いてお祝いする家庭もあり,昔から大事に 引き継がれています。
<節句>季節の変わり目にある祭日は、習慣でありながらも、特に健康と安全を祈願
する大きな願いを含んでいます。説得力のある日本の祭日なのだといつも思います。
又、(世界の子供の日)として、1054年、国連は、子供達の相好理解と福祉を増進する
記念日の一つとして国際デーに指定しました。世界中には、食糧難に苦しむ子供達が
どれほど多いか、Covid-19の感染で貧困地の子供達が多く死にいたらないか、と。
子供らしい笑顔を見せない、うつろ気な目のあどけない姿をテレビで見ると、
ほんとうに心が壊れます。
無事に、健康に育つ事の幸せを一人でもたくさんの子供達に恵まれるよう祈るのです。
5月5日(菖蒲湯)は香りのいい新しい葉っぱが浮かび湯舟の中で赤ちゃんが入浴
します。プチプチする赤ちゃんの肌色は、絵画を見るような光景でしょう。
そして(柏餅)をみんなで食べるですね。のどかな、豊かなすばらしい習慣です。
菖蒲湯や菖蒲寄り来る乳のあたり、、 江戸中期のすばらしい俳句も
読みました。
古い昔から、中国の薬草として親しまれた(菖蒲)は暑い夏を丈夫で過ごせるよう
人々の近くにありました。なお(鯉のぼり)の鯉もその強い生命力から(登竜門)の
別名があり、この端午の節句に不可欠な華やかな行事にしているのです。
子供達の将来が明るい希望と勇気に溢れたいい時代でありますよう !!